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久々におもしろい文章を読む 『ネット右翼亡国論』(山崎行太郎)

2017/09/08 23:04
今治タオル認定タグ付 美肌湯パック

 

ネット右翼亡国論 桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点 [ 山崎行太郎 ]
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桜井誠と廣松渉と佐藤優の接点 山崎行太郎 春吉書房 メディアパルネット ウヨク ボウコクロン ヤマザ


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 ツイッターで見かけたちょっと過激なタイトル「ネット右翼亡国論」。


 「ネット右翼」という言葉は主にマスメディアで目にする。

 ツイッターでは「ネトウヨ」

 他に「バヨク」「マスゴミ」を見かける。

 
じつはネトウヨもバヨクも長いこと判別がつかなかった。

 ネトウヨが先にわかり、バヨクは遅れた。

 それほど関心がなく、調べもしなかった。


 だが頻繁に見かけるようになり、ツイートの言葉の積み重ねで、

 その略語の意味することを知った。



 といっても充分に理解してはいない。


 

 本書はきょう、届いたばかり。

 読み始めたばかりだが、さっそくネット右翼には二種類あると教えられた。

 著者の分類である。


 ネット右翼Aは百田氏、Bは櫻井氏という。


 この二人の名はツイッターで見かける。

 曽野綾子、櫻井よしこの名も出る。

 曽野綾子は自称作家、櫻井よしこは憲法を知らずとここでも過激。


 曽野のところで一つ気になったことがある。

 誤字、誤植があって気付かないのか、そのまま再販とある。

 むかし文学・人生の師駒田信二に聞いた。

 「誤字誤植は担当者の責任」

 若い編集者は曽野氏に言えないのだろうか。

 もしそうなら曽野氏が気の毒だ。

 そして仲間内、友人たちの誰か、いないのか。


 誤字はほんとに恥ずかしい。

 未だ身が縮まる2年前の年賀状の誤字。

 PCが記憶した友人の住所の荏子田を本文に印刷して投函した。

 江古田でなけれいけなかった。

 追って訂正の葉書を出すという恥は忘れられない。


 
 本書には秋山駿の頁があった。

 親しく教えを受けた私にはご褒美の頁だ。

 
 それでわかった。

 山崎行太郎は秋山駿に通じるものを持っている。


そんな感じを持つ。


 
 兄の葬儀の後、山崎は大学やカルチャースクールの講義を休んで九州の実家に籠る。

 兄を文章に書き、兄嫁の蔵書を読むのである。

 この章は山崎の「生き死に」に関わる覚悟を表現して感動する。


 
 つづく

 

 


 

 
 
 

 



 



 
 
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今年も20年越えの駒田信二先生墓参、緑多き富士霊園へ

2017/06/14 03:57
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6月12日(月) は雨なく、暑くなく寒くなし、風もなしの曇り日。
駒田信二先生死去以来の「まくた会」墓参旅行で富士霊園へ。
命日は12月27日、先生80歳。

初めの数年間は命日に、東武東上線森林公園の昭和浄苑へ皆で出かけた。
そのうち桜の季節に日を替え、花散るなかの墓参になった。

富士霊園へ移されてからは残雪の富士山が見られた。
4月第3金曜と決めていたので年の気候で桜は変わる。
花満開のとき、葉桜、桜吹雪と異なる。

JR御殿場線駿河小山駅11時04分着で霊園バスに乗車。
20分で会館前に着く。
会館で花を買い、徒歩ならゆっくり10分ほどの散策で15区へ。
園内バス停は「こでまり」

無宗教の先生だから線香はあげない。
墓石を洗い、花を供えてそれぞれの思いを思う。

帰路は箱根や山中湖、近年は熱海に1泊。

昨日の熱海は月曜というのに賑わっていた。
路地裏のKAFEKICHIで談笑、アヲキで土産の干物を買い、
別れがたく、駅ビルの間瀬で豆寒などを食べてお喋りした。
40年の友はきょうだいに似て。

「ふりかえる景色はあまりに遠い」
は中島みゆきの「やすらぎの郷」(脚本 倉本聰)主題歌。





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「やすらぎの郷」視聴中 1 「愛より急ぐものはどこにあったのだろう」

2017/05/10 19:01
 「やすらぎの郷」テレビ朝日帯ドラマ月〜金12:30 やすらぎの郷 視聴中  1

 ☆ 感慨深い主題歌

 「愛より急ぐものはどこにあったのだろう

 愛を後まわしにして何を急いだのだろう

 あまえてはいけない

 ときに情けはない

 何かをまちがえるな

 振り向く景色は

 あまりに遠い

 もういちど初めから

 もしもあなたと歩き出せるなら

 ただあなたに尽くしたい

  *主題歌「やすらぎの郷」
  *漢字、かな、改行他はテレビによる筆者の聞き取りであり、原文とは異なります。

 中島みゆきの主題歌に、考えてしまう。

 愛より急ぐものはどこにあったのだろう、と訊かれたら

 つい過去の人生を振り返るでしょう。

 あれでこれでよかったのか?

 忙しく活躍した人ほどそうだろう。

 悔恨ではないにしても、あそこはこうすることもできたのではと省みる。

 しかし時は戻らない。

 だからあれでよかったのよと思うしかないのだ。

 

 ☆どうせ老人ドラマでしょ


 失礼ながら最初は興味がなかった。

 予告によると老人ドラマのようで、

 どうせ介護に認知症に孤独死。

喪服一列のシーンを見ただけでドラマ「やすらぎの郷」の継続視聴になった人が多いのではないだろうか。
   やす そんなドラマなんか見たくない。


 ただ倉本聡の脚本を見逃すのは惜しい。

 それに石坂浩二の語りがよさそうだった。

 20分の帯ドラマだし、外れても時間の浪費になるほどではない。

 ランチの後の〜ととりあえず初回を録画予約した。

 老人は概ね汚い。

 見るに堪えない容貌、表情、所作ときには臭気を想像させる場合もある。

 その老人たちがドラマに出る。

 どう考えても見たくない。


 ここにこそ「やすらぎの郷」の設定が大きな役割を与えられている。

 やすらぎの郷には入居条件がある。

 首都圏のケアホームに入居した知人からは、入居金6000万円と聞いた。

 やすらぎの郷はその数倍だろうと思うだろうが、無料である。

 ただしここに入る資格があるのは、かつてテレビに貢献した者だけであり、

 入居したくても入れない。

 入居者はやすらぎの郷が指名する。


 ☆入居者は大スター

  女〜 八千草薫、有馬稲子、浅丘るり子、加賀マリコ、五月みどり、野際陽子、風吹ジュン
  男〜 石坂浩二、山本圭、ミッキーカーチス

  たとえば女優たちの登場(視聴者に紹介)は、石坂が最初に目にする女優たちという設定で
  
  息をのむ印象的なシーンだ。

  縦一列に喪服で登場する大女優がアップで一人ずつ視聴者に紹介される。

  同時にかつて(若いころ)の女優の写真がカットで挿入される。

  美しい! 

  若いころの女優だけではなく、現在の老いた女優たちが美しいのである。


  このらぎの郷の入居者は老人といっても大スターたち。
  
  普通の老人ではない。

  ここに脚本の設定が潜んでいる。

視聴者は薄汚れた老女を見るのではない。
  
  老いたとはいえ、華やかな浮世離れの女優たちを毎回見て楽しめる。

  浅丘ルリコのパンツファッションは少女の下半身である。

  そしてときどき挿入される若き頃の女優の美しさには、

  人の年齢のはかなさのようなメッセージが届けられる。

  いま若いAKBもやがて老いるときがくる。

  AKBたちが老いたとき、やすらぎの郷の老女優たちのような美を見せることができるか。

  そんなことも考える。 


☆ツイッターに「やすらぎの郷」

  昨日流れてきたツイッターに「やすらぎの郷」のファンツイートがあった。

  20代の人だったから、若い人も見ているようだ。

  ミッキーカーチスがカッコイイというツイートもあった。

  ゴールデンウイーク特集(午前10時〜)を初めて見た人が、

  よかったから続けて見たいとツイートしていた。

  ドラマ「やすらぎの郷」はだんだん話題になり、

  見る人を増やしているように感じる。

  私も最初の頃、ツイートしたしグループLINEで知らせた。

  おもしろいことを人はつい喋りたいもの。

  
  ☆ 女優たちのセリフの巧さ

  八千草薫のセリフのおもしろさは抜群である。

   ドラマ「やすらぎの郷」の女優たちのセリフの巧さに、

   セリフとはこれなのかと思った。

  テンポいい加賀が小気味よく、定番のような安定の野際、いかにも大女優の可愛らしさの浅丘、
  
  貫禄の有馬など、演技と言っては失礼なほどのグループ演技は息ぴったり。

    *石坂浩二

 語りのよさは言うまでもなく、顔の表情など、細部の演技の巧さに驚いている。

 妻の風吹ジュンの水着姿の写真を見たときの、男の表情にはハッとする。

 汚れ役のような新鮮さが風吹にあってちょっと見直した。

 だみ声は力作。

 吹雪の水着姿の美しいこと。

 このドラマに使われる若かりし頃のスターの写真が愉しめる。
   
 せっかくのテレビだから、愉しみのためにドラマを選び、週に1〜3本を見るようにしている。
刑事ものは殺人シーンが嫌で、あまりチャンネルを合せない。

   いいドラマを愉しみたいといつも待っている。
   番組表をチェックしている。  

☆ 倉本の批評精神のおもしろさ

  やすらぎの郷に集まっているのは、かつてテレビに貢献した人という設定。
  
  ただし、サラリーマンであるテレビ局社員は除外されている。

  テレビを盛り上げてきたスターたちは普通の老後とは異なる。
  
  そういう人たちのケア施設でのスターたちの会話には、

  当然、テレビ業界の裏話が出てくる。

  覗き見、盗み聞きしたい視聴者にはそこがまたおもしろいのである。

  現在、活躍中のタレントなんかも頭に浮かび、

  こういう意地悪もあるんじゃなかろうかと憂さ晴らしにも使える。

  テレビ業界にかぎらないが組織の理不尽なども窺える。

  倉本聡の一種の毒舌も混じり、ドラマは興味深くなっている。☆コミカル設定

  ここは死に近い者たちの場所である。

  だがこのドラマは明るい。

  俳優たちの巧みなコミカルさがおもしろいのだ。

  石坂の微妙な演技がこういうところでも力を発揮、

  心理描写になっている。

  
  浅丘が誕生会をキャンセルしてキャンセル料90万円をホテルから請求される場面。

  加賀と折半しようと浅丘は言う。

  なんでわたしが払わなきゃならないの、と加賀は強く断る。

  降りかかってはいけない石坂は、ちょっと目をそらす。

  そのあたりの心理描写としての演技のおかしさ。

   
  大事なのは、このドラマのコミカル性が決してドタバタのお笑いではない点にある。

  あくまで心理描写としての表現であり、出演者の人間性あっての成功なのだ。

  出演者たちの息の合った自然体の演技、表現が、脚本、演出の目標を達成させている。

  撮影現場がどうなのか知らないが、

  おそらく出演者、製作側、その他もろもろのドラマスタッフたちの調和があったのではないか。

  真摯に愉しく、ドラマを創造しようとする一人一人の思いが結集したように感じる。

☆ 舞台設定の緻密さ
  
  やすらぎの郷の出演者はスターばかりではない。

  ホテルとケア施設を合わせたよう施設であるから当然、厨房やフロントなどのスタッフがいる。

  この見せ方もまたかっこいいのだ。

  カートを運転したり浴場を管理したりのサポーターは颯爽とした若者である。
 
  揃って 現われるコンシェルジュは草刈民代らの元キャビンアテンダント。

  他にも医師や調理人、バーテンダーの若い娘と視聴者にとっての風景がよい。

  こんな老人ホームなら入って暮らしたいと思わせる設定である。

☆世間の勝手さ

 芸能界というところは華やかと言われる。

 週刊誌スキャンダルで番組降板、CM解約など

 哀れなほど厳しい世界に見える。

 その厳しい業界で活躍した大スターたちは尊敬され、いわば殿堂入りで後輩たちに崇められる存在。

 と思いきや、そうではなく、テレビに出なくなると恩を忘れて「さっと、引いて行く」。

 その場面。

 長年開いてきた浅丘の誕生パーティに「出席」の返信がきたのは八千草、加賀の二人(3人?)だった。
 
 以前はこのパーティに招かれるのは、玄能界のステータスになるほどだった。

 パーティ開催をキャンセルした後、八千草が教える。

 人を定めて野菜のナスで恨み、憎しみを晴らす儀式である。

 いいときは蟻のごとく集まる。

 落ち目になるとさっといなくなる。

 人の世とはこんなにさびしいものか。

 「自分を引き上げてもらえる者に群がり、

 その力がなくなった者からは去る」

★見せ方のおもしろさ

 昨日(5月9日)のヒデさん登場はモーターボートで砂浜に乗りつけるというもの。

 駅へ迎えに行った車には乗っていない。

 石坂と山本圭が崖上で釣りをしている。

 その崖下の海を割ってボートが近づく。

 ここは大女優の喪服の一列に次ぐ見せ場。
 
 テレビや映画の工夫はこういうところにあるのを知る。

 純文学はもっと怠慢である。

 鉄道駅に降りて迎えの車に乗って老人ホームに入っても差し支えない。

 ボートのほうがカッコイイだろうがそこまでエネルギーをかけない。

 どこもかしこも目に入る映画やドラマには、細部の描写が重要だ。

 小説では重要な描写しかないが、映像は部屋にある物すべてが必要になる。

置き物はなにか、新聞は、間取り、家具と小道具はきりない。それらを置くのか置かない

のか、これも人物設定に関係する

★ 「やすらぎの郷」の愉しさは組織に配置された人物が小道具のように生かされているところだ。

 
 Bar Casablanca のバーテンダーは若いカワイイ女子。

 カウンターに並ぶ老人たちとの短いやり取りがおもしろい。

 ここに老紳士を置かないのは成功。

 去られた者たちを「やすらぎの郷」が拾い上げた。

 業界をよく知る倉本聡の思いが窺える。

 芸能人の孤独死に、親しい人たちがそばにいなかったのかと不思議に思うときがある。

 あれほど活躍していたのに、だれもが疎遠だったと知り、驚く。

 葬儀でコメントする人たちに白々しい思うを抱くときもある。

 いまごろ哀悼の意を示すなら、生きているうちになぜと思うのだ。

 丑三つ時に集まった往年の大スターたちは、割りばしの先を削り、

 てんぷら油を熱し、ナスに割りばしを突き刺す。

 その際、憎むにんげんの名を叫ぶ。

 叫ばれた人には悪いことが起きるらしい。

 実際に一人が死ぬ。

 藁人形に5寸釘、呪い人形に火、などあるが、

 ナスは知らなかった。

  つづく
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「やすらぎの郷」この巧みな設定に

2017/05/07 12:12
 
 
    
 「やすらぎの郷」テレビ朝日帯ドラマ月〜金12:30 やすらぎの郷 視聴中  1

  ☆どうせ老人ドラマでしょ


 失礼ながら最初は興味がなかった。

 予告によると老人ドラマのようで、

 どうせ介護に認知症に孤独死。

喪服一列のシーンを見ただけでドラマ「やすらぎの郷」の継続視聴になった人が多いのではないだろうか。
   やす そんなドラマなんか見たくない。


 ただ倉本聡の脚本を見逃すのは惜しい。

 それに石坂浩二の語りがよさそうだった。

 20分の帯ドラマだし、外れても時間の浪費になるほどではない。

 ランチの後の〜ととりあえず初回を録画予約した。

 老人は概ね汚い。

 見るに堪えない容貌、表情、所作ときには臭気を想像させる場合もある。

 その老人たちがドラマに出る。

 どう考えても見たくない。


 ここにこそ「やすらぎの郷」の設定が大きな役割を与えられている。

 やすらぎの郷には入居条件がある。

 首都圏のケアホームに入居した知人からは、入居金6000万円と聞いた。

 やすらぎの郷はその数倍だろうと思うだろうが、無料である。

 ただしここに入る資格があるのは、かつてテレビに貢献した者だけであり、

 入居したくても入れない。

 入居者はやすらぎの郷が指名する。


 ☆入居者は大スター

  女〜 八千草薫、有馬稲子、浅丘るり子、加賀マリコ、五月みどり、野際陽子、風吹ジュン
  男〜 石坂浩二、山本圭、ミッキーカーチス

  たとえば女優たちの登場(視聴者に紹介)は、石坂が最初に目にする女優たちという設定で
  
  息をのむ印象的なシーンだ。

  縦一列に喪服で登場する大女優がアップで一人ずつ視聴者に紹介される。

  同時にかつて(若いころ)の女優の写真がカットで挿入される。

  美しい! 

  若いころの女優だけではなく、現在の老いた女優たちが美しいのである。


  このらぎの郷の入居者は老人といっても大スターたち。
  
  普通の老人ではない。

  ここに脚本の設定が潜んでいる。

  



視聴者は薄汚れた老女を見るのではない。
  
  老いたとはいえ、華やかな浮世離れの女優たちを毎回見て楽しめる。

  浅丘ルリコのパンツファッションは少女の下半身である。

  そしてときどき挿入される若き頃の女優の美しさには、

  人の年齢のはかなさのようなメッセージが届けられる。

  いま若いAKBもやがて老いるときがくる。

  AKBたちが老いたとき、やすらぎの郷の老女優たちのような美を見せることができるか。

  そんなことも考える。 


☆ツイッターに「やすらぎの郷」

  昨日流れてきたツイッターに「やすらぎの郷」のファンツイートがあった。

  20代の人だったから、若い人も見ているようだ。

  ミッキーカーチスがカッコイイというツイートもあった。

  ゴールデンウイーク特集(午前10時〜)を初めて見た人が、

  よかったから続けて見たいとツイートしていた。

  ドラマ「やすらぎの郷」はだんだん話題になり、

  見る人を増やしているように感じる。

  私も最初の頃、ツイートしたしグループLINEで知らせた。

  おもしろいことを人はつい喋りたいもの。

  
  ☆ 女優たちのセリフの巧さ

  八千草薫のセリフのおもしろさは抜群である。

   ドラマ「やすらぎの郷」の女優たちのセリフの巧さに、

   セリフとはこれなのかと思った。

  テンポいい加賀が小気味よく、定番のような安定の野際、いかにも大女優の可愛らしさの浅丘、
  
  貫禄の有馬など、演技と言っては失礼なほどのグループ演技は息ぴったり。

    *石坂浩二

 語りのよさは言うまでもなく、顔の表情など、細部の演技の巧さに驚いている。

 妻の風吹ジュンの水着姿の写真を見たときの、男の表情にはハッとする。

 汚れ役のような新鮮さが風吹にあってちょっと見直した。

 だみ声は力作。

 吹雪の水着姿の美しいこと。

 このドラマに使われる若かりし頃のスターの写真が愉しめる。

   
 せっかくのテレビだから、愉しみのためにドラマを選び、週に1〜3本を見るようにしている。

   
  たまに刑事ものを見るも殺人シーンが嫌で、あまりチャンネルを合せない。

   いドラマを愉しみたいといつも待っている。

   番組表をチェックしている。  




   

☆ 倉本の批評精神のおもしろさ

  やすらぎの郷に集まっているのは、かつてテレビに貢献した人という設定。
  
  ただし、サラリーマンであるテレビ局社員は除外されている。

  
  テレビを盛り上げてきたスターたちは普通の老後とは異なる。

  
  そういう人たちのケア施設でのスターたちの会話には、

  当然、テレビ業界の裏話が出てくる。

  覗き見、盗み聞きしたい視聴者にはそこがまたおもしろいのである。

  現在、活躍中のタレントなんかも頭に浮かび、

  こういう意地悪もあるんじゃなかろうかと憂さ晴らしにも使える。

  
  テレビ業界にかぎらないが組織の理不尽なども窺える。

  倉本聡の一種の毒舌も混じり、ドラマは興味深くなっている。☆コミカル設定

  
  ここは死に近い者たちの場所である。

  だがこのドラマは明るい。

  俳優たちの巧みなコミカルさがおもしろいのだ。

  石坂の微妙な演技がこういうところでも力を発揮、

  心理描写になっている。

  
  浅丘が誕生会をキャンセルしてキャンセル料90万円をホテルから請求される場面。

  加賀と折半しようと浅丘は言う。

  なんでわたしが払わなきゃならないの、と加賀は強く断る。

  降りかかってはいけない石坂は、ちょっと目をそらす。

  そのあたりの心理描写としての演技のおかしさ。

   
  大事なのは、このドラマのコミカル性が決してドタバタのお笑いではない点にある。

  あくまで心理描写としての表現であり、出演者の人間性あっての成功なのだ。

  出演者たちの息の合った自然体の演技、表現が、脚本、演出の目標を達成させている。

  撮影現場がどうなのか知らないが、

  おそらく出演者、製作側、その他もろもろのドラマスタッフたちの調和があったのではないか。

  真摯に愉しく、ドラマを創造しようとする一人一人の思いが結集したように感じる。
☆ 舞台設定の緻密さ

  
  やすらぎの郷の出演者はスターばかりではない。

  ホテルとケア施設を合わせたよう施設であるから当然、厨房やフロントなどのスタッフがいる。

  この見せ方もまたかっこいいのだ。


  カートを運転したり浴場を管理したりのサポーターは颯爽とした若者である。
 
  揃って 現われるコンシェルジュは草刈民代らの元キャビンアテンダント。

  他にも医師や調理人、バーテンダーの若い娘と視聴者にとっての風景がよい。


  こんな老人ホームなら入って暮らしたいと思わせる設定である。

  つづく




   


 

   
   
   

   

   

  

    
  

  
  

  



 



 

 

 

 


 
 

 
 









 



 
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放射能より黄砂 PM2・5が怖い 大気汚染やカビが付着の超微粒子が気管支に侵入

2017/04/18 08:35

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きょうは窓を開けたくない。

黄砂、pm2・5の飛散が多いとの予報。


pm2・5 は超超超微粒子で肺まで入って気管支に付着する。

アレルギーの人、喘息の人は悪化する。

健康な者も肺にそんなものを入れたらたぶん、

肺炎のリスクが高まるはず。

肺炎になったことがあるので、

それは嫌だ。

放射能の低線量被爆よりこちらの方が怖い。



黄砂は西日本の方が高い。



原発事故のとき、頼まれて中学生に同行し、

大阪へ避難させた。

羽田へ行くと空港は放射能避難する母子たちで溢れ、

空席はなかった。

東京駅へ戻り、新幹線下りに乗車。


大阪に1週間ほど避難している間、

半信半疑で不動産会社を見て回り、

自主避難を考えた。

四国へ行こうかとも考える。

ワンルーム購入とか家賃とかが頭を過る。


それで自分の人生はどうなる。

東京へ行き来する運賃はどうする。

せっかくのいなか暮らしをどうする。

親と別居することになる中学生の人生はどうなる。


梅田を歩き回り、阪神阪急大丸などで遊びながら、

しかし一週間ぐらいで線量は減じるだろうと正常性バイヤスに

なり、避難生活は止めた。


交通費、家賃、二重生活費をざっと計算し、

生活費は家賃10万、新幹線10万、生活費10万で30万円増に。

1年の避難で300万円。

3年で1千万円。


いや若ければ、いっそ移住で新生活も考える。

東京も横浜も栃木の暮し、活動を変えるなど。

海外移住も?


しかしばからしくなってきた。

東京の人口、栃木の県民人口、横浜市民がいま現在、

そこに暮らしているではないか。

友達は福島で暮らしているではないか。


中学生を連れて横浜の自宅に戻る。

沖縄へ避難した幼児連れの家族は戻っていない。

栃木の別宅で友人たちとの活動を再開する。


それがいま、九州、西日本が黄砂で危険になっている。

なんと皮肉なこと。

もし大阪に放射能避難していたら、

今度はpm2・5から避難して、横浜へ帰ってきたことだろう。

そのときの悔しさを想像する。





















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花の季節4月、遠くに山の雪を眺める

2017/04/14 12:01

桜並木の正面に残雪の山が現れて。

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桜並木に白が鮮やか!

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ゆすらうめも咲いて。

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那須連山にはまだ雪多く。

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バスも来て。

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六本木にはイベント(中田英寿SAKE)の伐り桜が並び。

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昼の帯ドラ「やすらぎの郷」が設定の新鮮さと石坂浩二の巧さで思いがけずおもしろく

2017/04/06 21:18
 春の番組改編の時期に何度か、予告を目にした。

 脚本は倉本聡。

 

 どうやら老人ドラマのようで興味を持てない。

 見飽きた映像が想像される。

 認知症、介護、病、死、遺産、孤独死、諍い等々。

 
 
 予告に石坂浩二が映る。

 石坂さんとは三田文学のパーティでちょっと話した。

 倉本聡が語る。
 
 インタビュー番組を見たことがある。
 
 最近、手がけた演劇の仕事から芥川賞を受賞した団員がいる。

 倉本は破る人。
 

 
 愉しみにできる番組は持っていたほうがよい。

 ドラマはダンゼン「刑事フォイル」だったが、終わった。

  「クイーンメアリー」「ダウントン〜」も終わった。

  「奇跡の人」は少女の演技がまだ残っている。
  
 同じころ他にも見たがタイトルを忘れた。

 いいドラマがあると愉しみができる。



 姉は日経新聞の番組表を朝、マークする。

 その日に見る番組を選択する。

 いい番組を見逃さない、よい方法だ。

 ながら見はしないから、決めた番組が終わるとテレビを消す。
 
 批判されようがテレビは、そういう娯楽を人々に与える。

 
 
 倉本作品で富良野を知った。

 感化され、田舎暮らしに興味を持つようになった。

 ついに地方の雑木林に小さな家を建てた。



 本題「やすらぎの郷」はきょうで4回、放送された。

 
  老人ドラマだろうと期待せず、しかし倉本作品が気がかりでもあり、

 帯ドラマの愉しみを持ちたい気持もあって初回を見た。

 石坂浩二のセリフの巧さ、ナレーションの味わい深さに惹かれ、第2回も見た。


 介護付きケアハウスぐらいに思っていた「やすらぎの郷」が、

 倉本聡のとんでもない仕掛けであることを知る。

 この設定は単にSF的、幻想的なものではない。

 リアリティある「夢のような」理想。

 しかしここからなにかどんでん返しが襲うのではと予感する。


 
 「やすらぎの郷」に入居できるのテレビで活躍した人たち。



 第4回の最後の見せ方。

 かつて活躍した大女優が縦一列に喪服で登場する。

 女優の現在と過去のアップ写真が交錯。

 現実の大女優の現在の表情。

 
 とにかく第5回の明日の放送が愉しみになった。

  * やすらぎの郷「やすらぎの郷」 テレビ朝日月曜〜金曜12:30〜12:50  


 


 

 

 

 

 
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